
ただスキャンするだけでは終わらない!電子化の付加サービスについてご紹介いたします。
2021年6月3日
スキャンサービスにはスキャンしたデータに情報を追加したり、見やすいようにしおりを加えたりと、様々な追加サービスが存在します。いくつかの事例を交えてご紹介いたします。
悩み:文書が大量にありすぎて、必要な数量が算出できない!
解決:見積もり担当が現地訪問して積算いたしました
倉庫に保管してある図面をスキャンしたいが、あまりにも量が膨大なため、どの程度の費用や期間を考えれば良いのか、見当もつかない・・・・というご相談を受けました。
通常、スキャンのお見積りをお出しするには、どれくらいのサイズの原稿がどれくらいの量あるのか、という情報が最低限必要になってきます。そのため、お客様にはお願いしていますが時間が無い!!
というケースが多く見受けられます。
見積もりは正確に報告しなければならない。しかし、積算の時間も限られている。担当者様としては頭の痛い問題ですよね・・・
そこで、弊社スタッフが現地に訪問。大量の図面原稿を長年の経験をもとに積算いたしました。
算出された金額は予算を遥かに超えていましたが、年度ごとに分けて発注という形にしていただきました。
悩み:スキャンした地図をGISデータとして活用したい
解決:弊社エンジニアがジオリファレンスデータを追加いたしました
地図のスキャンをご依頼のお客様に多いのが、スキャンしたデータをGISデータと結合して使いたいというケースです。
GISとは地理情報システムを意味しており、不動産の価格や地震の震度等の情報を地図上に表示したり、解析するシステムのことです。
スキャンした地図は、基本的に画像データとして扱われます。このまま印刷して使う分には問題ありませんが、緯度経度を表す座標データを持っていないため、GISデータ上に配置しても位置がずれてしまいます。
そこで、画像データでしかない地図に地理座標のデータを埋め込み、GISの地図データ上に取り込んでデータと位置を重ね合わせて表示する機能です。この作業をジオリファレンスと呼びます。
弊社で行った事例の一つとして、大学のお客様からのご依頼でスキャンと合わせてデータを作成いたしました。
背景用データは精度を要し、スキャニング後の画像補正(座標補正)が必要となる為、専門知識がある当社へのご依頼となりました。
悩み:必要な時すぐに使えるよう、印刷物としても残しておきたい!
解決:スキャンしたデータから印刷・製本いたしました
修繕工事に備えて、数十年前の青焼き図面をスキャンしたいとのご依頼でした。
お預かりした製本図面は劣化が激しく線はかすれ気味、背表紙もビリビリに破けて今にも壊れそうなほどでした。
断裁せずにスキャンすることが可能である弊社のスキャンサービスですが、このまま返却したとしてもバラバラに分解してしまう恐れがあります。
それならばと、スキャンしたデータを印刷して製本し、原本を複製することをお客様にご提案いたしました。
必要な手軽に持ち出して確認できる上、A1サイズの大きさで見やすい製本の強みを生かしたサービスです。
スキャニングにまつわる色々な悩み、ぜひ弊社までご相談ください
以上、これまで解決してきた事例を3つご紹介いたしましたが、これ以外にもスキャニングに関するたくさんのお悩みが弊社まで届いています。