出版物
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川又感光社では現在3種類の自社出版物を取り扱っております。 各出版物の送料・梱包料は、お問い合わせください。徳川初期・水戸武士小路明細図 寛文・延宝年間光圀時代古地図
今から約340年前、水戸光圀が水戸藩主時代であった寛文年間から延宝年間ころに描かれた古い絵図を復刻および彩色したものです。水戸城を中心に東西に広くとられた重臣の屋敷地、城から離れた町民屋敷地に当時の戸主名がすべて書き込まれている貴重な史料です。 復刻にさいし、現在との相関関係を明らかにするため主要公共機関名を記入いたしました。 氏(うじ)名から、祖先のルーツを探る手がかりになれば幸いです。- 用紙規格
- 和紙系統 カラー印刷
- 大きさ
- 1,650ミリ×800ミリ
- 価格
- ¥5,500(税込、送料・梱包料別)
浄心の月
筆者 石黒貞蔵 氏
幻の日中戦争実戦画帖をカラー印刷で復刻しました。昭和十二年のろこうきょう(蘆溝橋)事件に端を発したしな(支那)事変に出撃した戦場の絵と文による記録です。
筆者である石黒貞蔵氏は、陸軍士官学校19期卒で、水戸歩兵第二連隊、関東軍、マレー方面軍の各司令官を歴任されております。 NHKのラジオ番組「心の時代」で、マレー方面軍の司令官としての筆者(当時中将)の終戦秘話が、関道介氏(当時憲兵大尉、高山市に現在健在)により放送されました。この放送が契機となって、石黒氏が日中戦争の緒戦を得意の絵と文により綴った記録が公開される運びとなりました。
復刻に当っては限りなく原画に忠実に再現できるよう努力いたしました。将兵一体となって戦う状況と実戦部隊の長としての心情を知ることが出来る感動の画帖です。この種の作品は極めて珍しく、二十世紀の遺産としても貴重な史料と言えます。
- 用紙規格
- 28ミリ厚 ジャバラ折特製 箱入
- 大きさ
- A4判
- 価格
- ¥6,111 (税込、送料・梱包料別)
南北朝時代の歴史の探求
水戸藩の歴史に興味を持った筆者である栗栖平造氏が、研究の基軸となる水戸藩で編纂された「大日本史」について抱いていた疑問、問題点を追及して真実を見つめ直す一冊です。その主な内容は、大日本史編纂のため藩費がどの程度注入されたのか歴代の税制と農民対策、特に徳川光圀が南朝を正統とした経過と理由、そのためどのような問題点と影響があったかなどです。 水戸藩の歴史に興味がある方、徳川光圀の南朝正統論についての真実にご興味がある方は是非ご一読ください。- 用紙規格
- モノクロ印刷
- 大きさ
- B6判
- 価格
- ¥715(税込、送料・梱包料別)